固定費の見直しは何から始める?20代後半から毎月の支出を減らす7つの手順
「毎月ちゃんと働いているのに、なぜかお金が残らない」
「副業や転職も考えているけど、まず今の支出を整えたい」
「固定費を見直した方がいいとは聞くけど、何から始めればいいかわからない」
こんな悩みはありませんか?
結論からいうと、固定費の見直しは、毎月の支出を無理なく下げたい人が最初に取り組むべき家計改善です。
食費や交際費を毎日細かく我慢するよりも、スマホ代・サブスク・保険・通信費などの固定費を一度見直した方が、毎月の支出を下げやすくなります。
僕自身も、収入を増やすことばかり考えていた時期がありました。
でも実際には、入ってくるお金を増やす前に「毎月出ていくお金」を整えた方が、気持ちにも余裕が出やすいと感じています。
この記事では、20代後半から始めたい固定費の見直し方を、初心者向けにわかりやすく解説します。
固定費とは?毎月ほぼ決まって出ていくお金のこと
固定費とは、毎月ほぼ決まって支払っているお金のことです。
たとえば、次のような支出が固定費にあたります。
| 固定費の種類 | 具体例 |
|---|---|
| 住居費 | 家賃、住宅ローン、管理費 |
| 通信費 | スマホ代、Wi-Fi代 |
| 保険料 | 生命保険、医療保険、自動車保険 |
| サブスク | 動画配信、音楽、アプリ、ジム |
| 光熱費 | 電気代、ガス代、水道代 |
| 車関連費 | 駐車場代、保険、ローン、ガソリン代 |
| ローン・分割払い | カード分割、ショッピングローンなど |
固定費の特徴は、意識しなくても毎月自動で引き落とされることです。
だからこそ、一度契約したまま放置していると、気づかないうちにお金が出ていき続けます。
固定費の見直しが大事な理由
固定費を見直すメリットは、一度下げると効果が続きやすいことです。
たとえば、スマホ代を月3,000円下げられた場合、1年間で約36,000円の支出削減になります。
月5,000円なら、年間で約60,000円です。
もちろん、金額は人によって違います。
ただ、固定費は毎月発生する支出なので、少し下げるだけでも長い目で見ると大きな差になります。
毎日の食費を100円ずつ削る節約も大切ですが、続けるには我慢が必要です。
一方で固定費は、最初に手続きさえ済ませれば、その後はあまり意識しなくても支出を下げられる可能性があります。
固定費の見直しは何から始めるべき?
固定費の見直しは、いきなり全部やろうとしなくて大丈夫です。
おすすめの順番は、次の7つです。
- サブスクを整理する
- スマホ代を見直す
- Wi-Fi・通信費を見直す
- 保険を見直す
- 電気・ガスなど光熱費を確認する
- 家賃や住居費を見直す
- 車・ローン・分割払いを整理する
ポイントは、手続きが簡単で効果が出やすいものから始めることです。
最初から家賃や保険のような大きな項目に手をつけると、少しハードルが高く感じるかもしれません。
まずはサブスクやスマホ代など、見直しやすいものから始めるのがおすすめです。
手順1:使っていないサブスクを解約する
最初に見直したいのが、サブスクです。
動画配信サービス、音楽アプリ、漫画アプリ、有料アプリ、オンラインサロン、ジムなど、気づかないうちに複数契約していることがあります。
特に見直したいのは、次のようなサブスクです。
・最近1ヶ月使っていない
・契約していることを忘れていた
・似たようなサービスを複数契約している
・無料期間後にそのまま有料になっている
・なんとなく解約が面倒で続けている
サブスクは1つあたりの金額が小さいため、軽く見がちです。
でも、月500円〜2,000円のサービスが複数あると、毎月数千円になることもあります。
まずはスマホの設定画面やクレジットカード明細を見て、契約中のサービスを確認してみましょう。
手順2:スマホ代を見直す
次に見直したいのがスマホ代です。
大手キャリアを長く使っている人は、料金プランが今の使い方に合っていない可能性があります。
チェックしたいポイントは次の通りです。
・毎月のデータ使用量はどれくらいか
・通話をどれくらい使っているか
・不要なオプションがついていないか
・端末代の分割払いが残っているか
・今のプランが自分の使い方に合っているか
スマホ代は、見直しによって月数千円変わることもあります。
ただし、安さだけで選ぶのは注意が必要です。
通信速度、サポート、通話の使いやすさなど、自分の生活に合っているかも確認しましょう。
手順3:Wi-Fi・通信費を見直す
自宅のWi-Fiやインターネット回線も、固定費として見直しやすい項目です。
特に、スマホとWi-Fiを別々に契約している場合、セット割やプラン変更で安くなるケースがあります。
確認したいポイントは次の通りです。
・現在の月額料金
・契約期間の縛り
・解約金の有無
・通信速度に不満があるか
・スマホとのセット割があるか
・実際にそこまで高速回線が必要か
在宅ワークや動画視聴が多い人は、通信環境を落としすぎるとストレスになることもあります。
そのため、通信費は「とにかく安くする」よりも、必要な品質を残しながらムダを減らす考え方が大切です。
手順4:保険を見直す
保険は、固定費の中でも慎重に見直したい項目です。
毎月の保険料が高い場合、家計への負担は大きくなります。
ただし、必要な保障まで削ってしまうと、万が一のときに困る可能性があります。
保険を見直すときは、次の点を確認しましょう。
・今の保険に入った理由を覚えているか
・保障内容を理解しているか
・今の年齢や生活状況に合っているか
・重複している保障はないか
・毎月の保険料が家計を圧迫していないか
20代後半〜30代前半は、独身・結婚・子どもあり・住宅ローンありなど、人によって必要な保障が大きく変わります。
保険は自分だけで判断しにくい部分もあるので、必要に応じて専門家に相談しながら見直すのも一つの方法です。
手順5:電気・ガスなど光熱費を確認する
電気代やガス代も、毎月かかる固定費に近い支出です。
完全にゼロにはできませんが、契約プランや使い方を見直すことで、負担を減らせる可能性があります。
確認したいポイントは次の通りです。
・電気会社やガス会社のプラン
・契約アンペア数
・セット割の有無
・季節ごとの使用量
・使っていない家電の待機電力
・古い家電の電気代
光熱費は、無理に我慢しすぎると生活の質が下がります。
特に夏や冬は、体調にも関わるので、節約しすぎには注意が必要です。
まずは契約内容と使用量を確認し、ムダがないかを見るところから始めましょう。
手順6:家賃や住居費を見直す
家賃は固定費の中でも特に大きい支出です。
毎月の支出に占める割合が大きいため、住居費を見直せると家計へのインパクトも大きくなります。
ただし、引っ越しには初期費用や手間がかかります。
そのため、すぐに引っ越すというより、まずは次の点を考えてみましょう。
・今の家賃は収入に対して高すぎないか
・駅近や築年数にこだわりすぎていないか
・在宅時間に対して部屋の広さは適切か
・更新のタイミングが近いか
・引っ越し費用を含めても得になるか
家賃を下げるために生活の満足度が大きく下がるなら、無理に引っ越す必要はありません。
ただ、毎月の支出がきつい場合は、住居費の見直しも選択肢に入れておきたいところです。
手順7:車・ローン・分割払いを整理する
最後に見直したいのが、車関連費やローン、分割払いです。
車は便利ですが、駐車場代、保険、車検、ガソリン代、メンテナンス費など、見えにくい固定費が多くかかります。
また、クレジットカードの分割払いやリボ払い、ショッピングローンなども、毎月の支出を圧迫しやすい項目です。
確認したいポイントは次の通りです。
・毎月の返済額はいくらか
・利息や手数料がどれくらいか
・本当に必要な支出だったか
・今後も同じ買い方を続けていいか
・一括返済や借り換えの余地があるか
ローンや分割払いは、毎月の金額だけを見ると軽く感じることがあります。
でも、複数重なると家計がかなり苦しくなることもあります。
今後の買い物では、「毎月払えるか」だけではなく、「総額でいくら払うのか」も確認する習慣をつけるのがおすすめです。
固定費を見直すときのチェックリスト
固定費を見直すときは、次のチェックリストを使ってみてください。
・毎月の引き落としをすべて確認した
・使っていないサブスクを解約した
・スマホ料金のプランを確認した
・Wi-Fiや通信費の契約内容を確認した
・保険の保障内容と保険料を確認した
・電気・ガスの契約プランを確認した
・家賃が収入に対して重すぎないか確認した
・ローンや分割払いの総額を確認した
・削れる支出と残す支出を分けた
・見直し後の金額をメモした
全部を一気にやる必要はありません。
まずは「今週はサブスクだけ」「次はスマホ代だけ」のように、1つずつ進めていけば大丈夫です。
固定費を下げるときにやってはいけないこと
固定費の見直しで大事なのは、ただ安くすることではありません。
やってはいけないのは、次のような見直し方です。
・必要な保険まで勢いで解約する
・通信環境を下げすぎて仕事や生活に支障が出る
・家賃を下げるために通勤時間が長くなりすぎる
・節約を頑張りすぎてストレスが増える
・安さだけでサービスを選ぶ
固定費見直しの目的は、生活を苦しくすることではありません。
目的は、ムダな支出を減らして、毎月の余裕を少しずつ増やすことです。
だからこそ、「必要な支出」と「なんとなく払っている支出」を分けることが大切です。
固定費を見直したら、浮いたお金の使い道も決めよう
固定費を見直して毎月のお金に余裕が出たら、そのお金をどう使うかも決めておきましょう。
おすすめは、次の3つです。
・生活防衛資金として貯める
・副業やスキルアップに使う
・転職活動やキャリア準備に使う
たとえば、毎月5,000円浮いた場合、そのまま何となく使ってしまうと家計はあまり変わりません。
でも、資格の勉強、書籍、仕事道具、転職活動の準備などに回せば、将来の収入アップにつながる可能性があります。
固定費の見直しは、単なる節約ではありません。
これからの働き方や収入を整えるための土台作りでもあります。
まとめ:固定費の見直しは、収入アップ前の土台作り
固定費の見直しは、毎月の支出を無理なく減らすために効果的な方法です。
特に20代後半からは、将来のお金、働き方、転職、副業などを考えるタイミングが増えてきます。
そのときに、毎月の固定費が重いままだと、新しい行動を始める余裕もなくなりやすいです。
まずは、次の順番で見直してみましょう。
- サブスクを整理する
- スマホ代を見直す
- Wi-Fi・通信費を見直す
- 保険を見直す
- 光熱費を確認する
- 家賃や住居費を見直す
- 車・ローン・分割払いを整理する
全部を完璧にやらなくても大丈夫です。
まずは、クレジットカード明細や銀行口座の引き落としを見て、毎月何にお金を払っているのかを確認するところから始めてみてください。
固定費を整えると、毎月の不安が少し軽くなります。
その余裕が、副業に挑戦したり、転職を考えたり、将来のために行動するきっかけになります。
【FAQ】
Q1. 固定費の見直しは何から始めるべきですか?
まずはサブスクやスマホ代など、手続きが比較的簡単で見直しやすいものから始めるのがおすすめです。いきなり家賃や保険から始めるとハードルが高くなりやすいです。
Q2. 固定費を見直すと毎月どれくらい節約できますか?
人によって差がありますが、スマホ代、サブスク、保険、通信費などを見直すことで、月数千円〜1万円以上変わるケースもあります。まずは現在の支出を把握することが大切です。
Q3. 保険は解約した方がいいですか?
保険は安易に解約するのではなく、保障内容と生活状況に合っているかを確認することが大切です。必要な保障まで削らないように注意しましょう。
Q4. 固定費を見直しても生活が苦しくなりませんか?
固定費見直しの目的は、生活の質を下げることではありません。使っていないサービスや、今の自分に合っていない契約を整理することで、無理なく支出を減らすことが目的です。


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